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「空気」と付き合う

皆さんこんにちは!

学生のためのビジネスコンテストKING2010スタッフ、慶応義塾大学経済学部の荒川彩絵です。

突然ですが皆さんは、毎日、何を支えに生きていますか?
サークル、バイト、家族、クラス、部活、あるいはネットや友人、恋人に支えられて生きている人がいるかもしれません。
どんな形であれ、多くの方は、人に支えられていると感じているのではないでしょうか。

今回ご紹介する本は、鴻上尚史氏の『「空気」と「世間」』です。
私たちの生活を漠然と支配する「空気」とは何なのか、私たちが何を支えに生きていくべきか、ということに関して、既に出版されている書籍の内容等も噛み砕いて書かれており、2時間程度で読むことができます。

鴻上氏は、「空気」とは、「世間」の一部が足りない、または、不完全の状態であり、流動的で、「世間」よりも不安定なものであるとまとめています。
そして、「世間」とは、「自分に関わりがある世界」、「社会」とは、「自分に関わりがない世界」であり、日本人は「世間」と「社会」のダブルスタンダードを行き来しているものの、「社会」との付き合うことに不慣れであると述べています。
また、「世間」や「空気」の特徴についても論じられている点も、非常に面白いです。

かつて、「世間」は「神」の代替の役割を果たし、生きる支えとなることで、絶対的なものとして人々を支配していました。しかし、「世間」が壊れかかった今、「世間」や「共同体」のほのかな香りを残すも、絶対性の薄い「空気」が、新たな「世間」として私たちを支え、支配するようになったのです。
しかし、そんな不安定な「空気」によって支えられる生き方というのは、やはり不安定にならざるを得ないと言えます。

つまり、私たちがこれから意識していかなければならないのは、自分の周囲の不安定な「空気」にすがらない生き方です。
ここで、鴻上氏が提案しているのは、多様な「空気」を持った、複数の「共同体」にゆるやかに属する、または、複数の「社会」に属することです。

前者は比較的容易に実行が可能です。
しかし、いつかこの不安定な時代を、神無き世界を、「空気」すら失って生きる日が来るかもしれません。
その時、私たちは、何を支えに生きていくのでしょうか。

私は支えを得るのと同じくらい、「社会」を生きるのに慣れる必要があるのではないかと考えています。
皆さんには、馴れ合いの優しい関係ではなく、「自分」に優しくない、利害関係だけに特化した厳しい目線にさらされる勇気はありますか。
「自分」に関心の無い「社会」において、「自分」の価値をはかり、知る勇気はありますか。

KINGは学生全員に、その機会を提供します。

そして最後には、馴れ合わずにお互いがお互いを認め合う、濃く、優しくない仲間が出来ているかもしれません。
私たちがこれから付き合っていく「空気」や、「社会」の中で生きる、ということを一度考えてみてはいかがでしょうか。

「集団」や「空気を読む」のに疲れた方におすすめの1冊です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

それでは次回もお楽しみに!

今回ご紹介した本:鴻上尚史氏『「空気」と「世間」』(講談社 2009)





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